精神世界に積極的になれない理由

スピリチュアルな話題に興味があっても、

家族やパートナーに話すと、

相手があまり乗り気でないことがあります。

神や仏を信じない人もいるのですから、

それは仕方ありません。

信じているからといって、

優れているとか、魂が

成熟しているというわけでもありませんし

幸せになれるとも限りません。

精神世界に興味がなくても、

立派に生きている人はたくさんいますし、

成功者もいます。

ただし、本人が「興味がない」と言いつつ、

実は無意識に精神世界の知恵を尊重し、

人生に活かしている人もいます。

そうした人は、遅かれ早かれ、

意識的に精神世界の扉を開くかもしれません。

感動や学びを共有したくても、

相手がその気でないなら、

無理に押し付けるのはやめましょう。

たとえその人のためになると信じていても、です。

人にはそれぞれタイミングがあります。

一生気づかない人もいれば、

話を聞く気すらない人もいます。

鑑定で出会った方の中には、

スピリチュアルや宗教に興味があるのに

「苦手」とおっしゃる方がいました。

その方の魂は、

過去に聖職者として学びを深め、

その人生を終えた後、

「もうこりごり！」と思っているようでした（笑）。

私がそのようにお伝えすると、

腑に落ちたようで、

表情が明るくなり、

「また勉強してみようかな」と前向きな言葉が出てきました。

（押し付けてないですからね＾＾）

ちょっとした視点の変化で、

本来の自分にポジティブに向き合えるのかもしれません。

いずれにせよ、

精神世界に積極的になれない人には、

ネガティブなイメージがあることを理解しましょう。

その方の気持ちに寄り添うことが大切です。

たとえば、以下のような理由が考えられます：

- 見えない世界への恐怖

- 「見えている」と言う人への不信感

- 宗教へのトラウマ

- 恐怖体験の記憶

- 詐欺に遭った経験

- 知ることで自分が変わってしまうかもしれない不安

要するに、

見えない世界をきっかけに傷つけられたり、

不安にさせられたりした経験があるのです。

立ち向かう勇気や

考える勇気がない人もいます。

「私は傷つけられたから嫌なんです」と

感じているのですね。

そんな傷ついた人に、

私たちは何ができるでしょうか？

もし近しい関係で癒してあげたいと思うなら、

時間をかけて寄り添うのも良いでしょう。

ただし、癒されると期待しすぎない方が賢明です。

相手の「嫌だ」という気持ちを尊重し、

その話題を避けたり、

距離を置くのも一つの方法です。

興味がある私たちでさえ、

知らないことはまだたくさんあります。

天はすべての人に平等に機会を与えます。

成長のチャンスも、癒されるチャンスも、

必ず訪れます。

それでも、

わざとその機会を掴まない人もいます。

他人の手を取ってチャンスを掴ませたり、

他人の宿題を代わりにやることはできません。

そのことを心に留め、

自分の人生を楽しみましょう。

あなたが幸せで笑顔なら、 自然と周りの人もついてくるし 伝えたい人にもきっと伝わるでしょう。