仕事とは?
- Shinyong the Chameleon

- 1月15日
- 読了時間: 4分
自分にとって、善く生きる大切な役割を果たすことが仕事だと考えています。
ニートだろうが、主婦、家事手伝い、サラリーマン、自営業etc...
何らかの役割を果たしているならば、それは私たちの仕事です。
蔑まれたり、軽んじられるべきではありません。
親であることも、子供であることもそれが仕事なら、バシッと楽しみながら生きるのが良いでしょうね。
そもそも生きるのが私たち全員の持つ共通の「お仕事」でございます。
個人的な意見ですが、私は自分の仕事に誇りを持っている人が好きです。
誇りというか、その仕事をするのが好き、楽しい、やりがいがあると思っている人が好きです。
もしかしたら、友人付き合いも男女の関係も、その点を重要視しているかもしれません。
理由はそうやって生きる人が美しいし、一緒にいて気持ちがいいからです。
しかも、お金をいただいている仕事に誇りを持っていると、金運もどんどん上がりそうじゃないですか!
息をするのも苦しい時期、今日にも死んでやろうと思った時は何度もあります。
そういう人は少なくないでしょう。
そんな時、最終的にはこの1分1秒をやり過ごしてでもいいから、前に進もうと思ったものでした。
「ああ、何とか朝を迎えた」と思う日を何日も過ごして、1年が経ち、10年が経ち、今に至りました。
いい仕事しましたね(笑)
私は今、このブログをマンハッタンのホテルで書いています。
NYに着いた日にどうしても自宅でできなかったネイルをしに、あるサロンに行きました。
できなかったのは前日まで、とんでもないフライトトラブルに巻き込まれたからで、そのことはまた後日(笑)
近くにあるのを知っていても、なかなか行こうとしなかったサロン。
どうやら日本の芸能人も来られるようで、私は、
やっぱりな!しまった〜!値段高くなったらどうしよう〜と思っていたのですが
担当してくれたのが、なんと75歳の90年代にロシアから来たおばあちゃん!
まあ、英語もキャラもクセ強め(人のことは言えないw)で、耳が慣れるのに時間がかかりました。
イケイケばあちゃんで、ロシアでは百貨店でバイヤーをして、NYに来てネイリストになり、なんと30年のキャリア!
ところが、このおばあちゃんが神がかっていまして…
「これから私はどう生きていくのだろうって思う時がある」とボソッと呟いたら
「旦那のサポート続けたらいいじゃない!
だから、こうやって出張についてきてるでしょう?
妻の仕事がどれだけ大変か!
ワイシャツのボタンが取れただの、靴下忘れただの、甘いものが欲しいとか言うでしょ?
ディナーのレストラン予約しろとか、一人増えたの減ったので予約変更して…
パーティーがあればこうやってサロンにも来なくちゃいけない。
変なヘアでいけないわよ!
センスのいいドレスも選ばなくちゃいけないし、
それだけでも、あなたはマンハッタンを走り回るでしょ?
あなたがサポートするから、彼はもっと頑張れるの〜よ〜
もっと稼がせなさい!!」
私は口を開けて驚いてしまいました。
思わずOMG!ですよ。
「なんで、知ってんの???」です。
続けて、おばあちゃんは色々と旅のおすすめや財テク(笑)のアドバイスもしてくれて
爆笑レクチャーは2時間に及びました!
そして気になる値段は、ジェルマニキュア&ペディキュア、リムーブも含めて190ドル。
お買い得な時間であったことは間違いありません。
私たちはどんな肩書きを持って、どれくらい稼いでるかで自分の仕事の価値を判断しがちです。
しかもそんなことで、自分自身の価値すら判断します。
馬鹿げています。
私も、音楽どうしようとか、今までやってきたことは何だったのだろうとか、ぐるぐるしてしまう時もあります。
そんなことが見事に吹っ飛んでいったネイルサロンでしたね(笑)
サロンから出る時におばあちゃんはかっこよく最後のアドバイスをくれました。
「Saks, (NYの有名デパート)ただいまセール中よ。80%OFFだわよ!」
ありがたすぎるNY初日でした(笑)





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