許しについて
- Shinyong the Chameleon

- 7月31日
- 読了時間: 3分
許されたいと悩む人と、
許そうと努力する人がいます。
許されたいと悩む人へ
許されたいと願う人は、
まず自身の非を真剣に省みることが重要です。
適切なタイミングを見計らい、
誠実かつ真摯に謝罪することを心がけましょう。
その際、ふざけたり、軽薄な態度を見せたり、
言い訳を長々と述べたりするのは好ましくありません。
これらの行動は、緊張や羞恥心から
くるものかもしれませんが、
人間性を疑われる原因となり、
謝罪の効果を損ないます。
謝罪は真剣に行うべきです。
他人の許しに甘え、反省を怠る姿勢は、
同じ過ちを繰り返す原因となります。
そのような人は、多くの場合、
他人から距離を置かれます。
肉体には限りがあり、
そして魂単体では得られないであろう
恩恵があります。
あなたのその体があるうちに
見ないふりをしないで
今世のカルマを軽くしましょう。
許そうと努力する人へ
許そうとする人は、
許しにはさまざまな形があることを
理解しておくと良いでしょう。
この認識は、心の負担を
軽減する助けとなるはずです。
許すためには、まず相手の謝罪を
受け入れることが基本です。
謝罪がない場合に
無理に許そうとするのは、
自然な流れに反します。
謝罪を受け入れようと
過度に努力することは、
まるで苦行のようなものです。
しかし、さまざまな理由で
謝罪を受けられない場合があります。
たとえば、相手と連絡が途絶えていたり、
相手がこの世を去っていたり、
謝罪する意思がなかったり、
過ちをなかったことにしている場合です。
また、どんな謝罪を受けても
許せないと感じる場合もあるでしょう。
そのような場合、
無理に許す必要はありません。
代わりに、相手を視界に
入れないよう心がけましょう。
相手を攻撃したり、
悪縁を深めたりすることは避けるべきです。
相手の責任以上の
金銭的な補償すら受け取らず、
きっぱりと距離を置くことが大切です。
この決断が難しいと
感じる人も多いようですが、
代償は代償として明確に扱いましょう。
あなたの生活を潤すために
使ってはなりません。
時折、過去の出来事を思い出して
怒りが込み上げることもあるかもしれません。
しかし、そのような感情に
囚われ続けることは、
あなた自身にとって良くありません。
怒りを引き起こすスイッチを
少しずつ遠ざける努力をしましょう。
一生懸命に生きる中で、
憎しみや悔しさは次第に薄れ、
やがて「どうでもいい」と
思えるようになります。
これは、ある種の
許しと言えるでしょう。
私自身、かつてどうしても
許せないと感じていた人が
3~4人いました。
しかし最近、自身が
落ち着いてきたからか、
彼らのことを思い出しても
心が乱れることはありません。
また、特別な情も湧きません。
許しているかと問われると
正直よくわかりません。
ただ、そのような縁とは
完全に一線引いています。
最も大切なのは、
あなた自身が許され、
解放されることです。
自分の人生の舵をしっかりと握り、
他人を責めたり、
被害者意識に囚われたり、
「可哀想な自分」を演じたりせず、
自分史上最高の人生を歩んでいきましょう。





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