真珠湾で次元を超えて祈る
- Shinyong the Chameleon

- 10月22日
- 読了時間: 4分
更新日:10月22日
「Mighty Mo」という愛称で知られる
USSミズーリは、米海軍のアイオワ級戦艦です。
その巨大な船体と圧倒的な火力から、
20世紀の海軍力と歴史的転換点を
象徴する存在として知られています。
1944年に就役し、1945年9月2日、
第二次世界大戦の終結を象徴する
日本降伏調印式の舞台となりました。


太平洋戦域での主要な作戦
(硫黄島や沖縄の砲撃など)に参加し、
朝鮮戦争では沿岸砲撃支援を行いました。
戦艦のデッキで聞いた話によると、
約7,000発の攻撃を行ったそうです。
その後、1991年の湾岸戦争にも参加し、
1992年に退役。
現在はハワイの真珠湾に停泊する
戦艦ミズーリ記念館として公開されています。

今回、戦艦ミズーリの80周年を記念して、
全米最大の日系人コミュニティ
(日本人を含む)で
USJCが主催するイベントに参加しました。

真珠湾の施設に入ると、
いつ降ったのか
雨の後に美しい虹がかかり、
心を強く揺さぶられました。
それはまるで
「平和の虹」のようでした。

戦艦ミズーリのデッキに立つことは、
複雑な感情を呼び起こします。
私は沖縄で育ち、
沖縄戦の悲劇について
多くの話を聞いてきました。
親戚の一人は
サイパンで戦死しました。
この戦艦の大砲が向けられた先で、
多くの命や沖縄の素晴らしい文化、
自然が失われたことを思うと、
言葉を失います。
そして私は7月に
アメリカ国籍を取りました。
今の私にできることは、
この戦艦が存在した場所で、
従軍した魂も含めて
犠牲になった人々に
祈りを捧げることです。
そしてアメリカと日本の
友好的関係を続けていけるよう
努力することです。
施設に入ったとき、
海の向こうから
日本の戦闘機が飛んでくる
イメージが浮かびました。

もちろん「気のせい」かもしれません。
しかし、このブログの読者の皆さんは、
そんな簡単に「気のせい」で
済ませる方々ではないでしょう(笑)。
そのイメージが本物かどうかはさておき、
大切なのは「そう感じた」という
あなたの真実です。
何がそう見せ、
何がそう感じさせたのか。
それが重要です。
私が最初に思ったのは、
「よくここまでやってきたな」
という感慨でした。

もし戦争ではなく、
平和な旅でやってきていたら
どうだったでしょうか。
兵士と戦う代わりに、
陽気なアメリカ人と
ワイキキのビーチで
ハイタッチを交わし、
一緒にサーフィンを楽しんだかもしれません。

一緒にお酒を飲み、
「俺が奢ってやるよ!」と言われながら
初めてのカクテルに驚く
日本兵がいたかもしれません。
「アメリカ人は
こんなものを食べるのか!」と
笑い合ったかもしれません。
異なる肌の色の人々や
既にいた日本人移民と出会い、
一緒に農場で汗を流したり、
友達として文化を
分かち合ったりしたかもしれません。
そんな想像をすると、
悔しさと悲しみがこみ上げます。
憎むべきは悪事だとわかっていますが、
なぜ戦争が必要だったのか。
そして、なぜ今もなお
戦争が続いているのか。
私のような人間には
理解できない問いです。
皆さんはどう思いますか。
知識豊富な方々には、
様々な「もっともらしい説明」が
あるかもしれません。
しかし、その言葉を
すべて星屑に変えてしまいたいと
思うことがあります。
どうか、一度だけでも
想像してみてください。
日本の戦闘機が戦争ではなく、
平和な目的で
普通の旅客機で
太平洋を渡り
アメリカにやってくる姿を。
逆に、アメリカの兵士たちが
戦争ではなく、
沖縄や日本に楽しい旅に来る姿を。
過去を変えることはできません。
起きてしまったことは
変えられません。
しかし、祈りの中だけでも、
悲しい記憶が刻まれていない
平和な世界を想像することは、
深い癒しになります。
この星も、悲しい記憶も、
人の魂も、祈りの中で笑顔にしたい。
私はその祈りが
未来に影響を与えると信じています。
騙されたと思って(笑)、
皆さんのスタイルで、
思い出したときに、
癒しの祈りを試みてください。
スピリチュアルアドバイザーらしい
視点で書きましたが、
これは霊性を持つ皆さんと
共有できる一つの思いです。
このブログを、
ひとりの人間の考えとして
受け取っていただければ幸いです。
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24日、日本時間夜20時より
2時間ほど
インスタグラムの
スピリチュアルアカウントでトークライブをします。
@shinyongthespiritual
話す内容はすでに投稿しています。
てんこ盛りすぎて
すべて話せないような気がしますが
できる限り皆さんと
楽しく過ごしたいと思っています。
もしよかったら、遊びに来てください。





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