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今年の凌犯期間に気をつけたいこと

宿曜を学んでいる私たちであっても、

つい忘れてしまうことがあります。

それは、凌犯期間が「人災」に

深く関わる時期であるということです。


災害が起きやすい時期については、

先人の知恵や占星術が

暦に反映している場合もあります。


しかし、凌犯期間は「罪を凌ぐ」期間、

すなわち天や大地ではなく、

人間の戒めを意識する期間と捉えています。


したがって、この期間に

「天災が起きるかもしれない」と

単純に考えるのは、本来の意味から

やや外れていると言えます。


仮に災害が起きた場合、

その被害は人間の行動によって

より深刻化する可能性があると考えるのが、

凌犯期間の本来の解釈に即したものです。


過去に凌犯期間中に災害が起き、

「人災」と言われる要因が

大災害に発展したのではないかと

考えられています。

この点については、

また別の機会に詳しくお話ししましょう。


では、戦争はどうでしょうか。


確かに戦争は人災です。

現在、すでに世界の各地で

紛争の火種がくすぶっている状況を考えると、

可能性としては否定できません。


しかし、世の中の現状に

関心を持つことは重要ですが、

SNSで世論を不安に陥れたり、

不安を煽るだけの言動は、

むしろ災いの元だと私は考えます。


私たちがなすべきことは、

淡々と自分にできることを行い、

人生をしっかりと生きることです。

これに尽きます。


災害や安全に備えた対策を、

家族や職場で確認し、

準備を整えておきましょう。


凌犯期間に限らず、

世の中が荒波に揺れる時期に

私が常に申し上げているのは、

「愛する人々と共に生きる」

「未来を共につくる人と生きる」という

強い意志を持つことです。


準備はできていますか。


人災を乗り越えるためには、

以下の点が重要だと考えます。


心身ともに健康であるよう努力する。

仲間や家族も心身の健康を目指す。

人との縁を大事にする。

仲間の価値観を尊重し、互いに支え合う。

善の道やモラルを意識する。

学びの姿勢を徹底する。

私たちの知らない「神々の領域」を敬う。


これらを実践することで、

個人は強くなり、社会を守ることができます。


宗教も意義深いものですが、

現代は個人の時代です。

時に、思想的な団体は

5番目以降の項目に

制限を課してしまう場合があり、

残念に感じることがあります。


モラルや先人の知恵は

人を縛るものではないですからね。


人を犠牲にして富を追い求めたり、

人と比べて「良い暮らし」を追求したり、

漠然とした「成功」を夢見ることは、

凌犯期間の本質とは異なるはずです。


このような行動を続けると、

報いを受けるどころか、

大きなカルマの種となり、

魂に重い足枷をはめることになるでしょう。


今年の凌犯期間は以下の通りです:


7月1日~7月24日

8月26日~9月21日


私たち人間は、この期間に何を学び、

どのようなカルマに向き合い、

どのように進んでいくのでしょうか。


以上が、今年の凌犯期間に際しての

私の考えです。


地味かもしれませんが、

じっくりと味わうことで、

スルメのように深い味わいが生まれます(笑)


世の中の刺激的な「化学調味料」に飽きた方は、

ぜひ一緒に、淡々と、しかし確実に、

自分の人生をしっかりと生きていきましょう。

あなたの人生をしっかり舵とっていきましょう。

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