平将門事件で大慌て!
- Shinyong the Chameleon

- 4月26日
- 読了時間: 6分
九段下のマルタン・マルジェラ展へ
出かけた時のことです。
ふと、雰囲気の異なる神社が
目に留まりました。
気にはなりましたが、
我が家の神棚にお祀りしている神社を
朝から2ヶ所お参りしていたこともあり、
少し気が引けました。
そこで
「もし帰りにも目についたらお参りしよう」と思い、
まずは展示見学に向かいました。
帰り、タクシーを探しましたが
一向に見つからず、結局歩いて帰ることにしました。
すると、再び先ほどの神社を通り過ぎます。
「あっ」と気づき、
引き返してお参りすることにしました。
ビルの谷間にあるため、
やや薄暗い雰囲気です。
しかし立派な狛犬が鎮座し、
神社自体も比較的新しく清潔感がありました。
とりあえず参拝を済ませます。
ふと右を見ると、
さらに奥まった暗い場所に稲荷神社がありました。
そちらにも挨拶し、
社務所をのぞくと人がいない様子でしたので
「今日は御朱印はいいか」と帰りかけたところ、
何か気になり、再び引き返して
呼び鈴を鳴らしました。
御朱印は書き置きとのこと。
お支払いを済ませ、
待っている間にふと見上げると、
そこに十二単を着た
平安時代の女性の絵が掛かっていました。
……ん???
御祭神も確認せずに
参拝してしまったことに気づき、
慌てて確認したところ――
平将門公でした。
日本三大怨霊の一人とされる人物です。
打首ののち
晒し首にされてもなお、
首が生きて飛んでいったという伝説が残っています。
私はそこまで詳しくなかったため、
後から調べた程度ですが、
祟りやオカルト話が苦手な
私は思わず眉をひそめてしまいました。
その神社は築土(つくど)神社です。
正直、
「何で来てしまったのだろう……」と
思ってしまいました。
ただでさえ今回の日本出張は
イライラとバタバタが続き、
心身ともに張り詰めていたため、
重さを余計に感じてしまったのかもしれません。
とにかく、とても重い気分でした。
ホテルに戻り、バスソルトと
朝お参りした出雲大社分祠の
お清め塩を入れた湯船に浸かっていると、
震度5の地震が
東北地方を中心に発生しました。
免震建物の私のホテルも
大きく揺れました。
疲れているところに
「いい加減にしてほしい」と
本気で思ったのを覚えています。
翌日、原宿に衣装を買いに、
お二人の「珍獣ハンター」(ファン)を連れて出かけました。
元気ではありましたが、
まだ心に重さを感じていました。
「やる気のない感じに見えないといいな」
と思いながらも、
お二人のおかげで途中から
すっかり元気になり、楽しく過ごせました。
タクシーで帰路につき、
前日の出来事を話していると、
運転手さんが突然こう言いました。
「お客さん、それは
もうくっついてんじゃない?
首塚に置いてったほうがいいよ。」
首塚???
目的地の近くに
平将門公の首塚があるとのこと。
全員で「あー!!」「えー!!」と
大騒ぎしました(笑)。
最初は「くっついてなんかいないだろ」と
運転手さんに反発を覚えましたが、
首塚が近くにあるのは事実です。
「わかった、わかった。行きますよ」と、
やる気ゼロの気持ちで
珍獣ハンターたちを見送り、
自分もタクシーを降りてトボトボと向かいました。
近づくにつれ、線香の香りが
むわっと漂ってくるのがわかりました。
オフィス街のど真ん中にある首塚です。
サラリーマンが二人三人と、
吸い込まれるようにして
お参りしていく姿に驚きました。
「へえ、結構来られているんだな」と
感心しながら由緒書きを読んでいると、
目に飛び込んできた言葉がありました
「弱きを助ける武将」。
保存会があり、日本各地に
将門信仰が根強く残っていると知り、
時代を超えたカリスマ性を感じました。
伝説とはいえ、何百年もの間
「祟り神」「怨霊」と言われ続けた気持ちは、
さぞかし複雑だっただろうと思うと、
少し切ない気持ちにもなりました。
しかし彼は武士です。戦う人でした。
東国を一つにしようと「新皇」を称し、
それが朝敵とみなされたのも事実です。
善人だったのかもしれないし、
弱き者のために正しいことを
しようとしたのかもしれません。
ですが、戦い、時代を
変えようとした結果、
敵を作ったこともまた事実です。
正しいか間違っているかではなく、
「敵を作った」という点では
双方に変わりはありません。
歴史は勝者の都合の良い
記憶である面が大きいものです。
彼は負けたため、
長く怨霊扱いされてしまいました。
その点には同情の念もありますが、
決して英雄視するものではないと
私は考えています。
それは人の世の都合であり、
天の理とは異なるものだと信じています。
この平将門の一件は、
私と主人に大きなメッセージを
もたらしました。
そして大いに気づかされました。
リーダーとして、
人を導く役割を持つものとして
私たちは少し考えを改めさせられました。
その後、驚くべき奇跡的な出来事を通じて、
この気づきが間違っていなかったことを
確信する機会を得ました。
滞っていた仕事が
スムーズにうまくいき始め、
政治的に考えが
異なる人々との
意見交換に花が咲き、
朝4時に突然ついた
ホテルのテレビから
得た情報がヒントになり、
飛躍を遂げました。
その他多くの「バージョンアップ」を
もたらしてくれました。
政治家や著名人から
身近な人々まで、
自分の感情のままに、
真偽も確かめず、
自分こそが正義であるかのように
言葉の剣を振りかざすことはありませんか?
実際に暴力を振るうなどは
論外です。
それは真の革命ではなく、
ただ程度の低い愚かな行動です。
そのような行動は、
もっと多くの「平将門」を生むだけなのです。
怨霊は人災です。
今年6月23日より、
宿曜占星術でいう
「凌犯期間」が始まります。
これは社会的に運気が下がりやすい時期であり、
人による悪縁の種まきをしないよう
特に注意すべきときです。
天災が起きるという意味ではなく、
起きたとしても人災によって
悪化しやすい運気であり、
まさに「人による災い」が
生じやすい時期と言えます。
思い込みによるレッテル貼り、
敵を作ること――
それら全てが人災を招く要因となります。
このタイミングで
思いつく節がある人は
ぜひ考えを改めてみませんか?
じゃんけんで考えてみてください。
パー対グーの戦いは
「天の勝ち方」です。
包括による勝ち方です。
他の組み合わせは相手を壊します。
私は「パーの精神」で
ありたいと思っています。
相手を生かした上で、
自らの強度も高めていく。
相手がどう捉えようと
自分が善き方向に
一皮むければ勝ちなのです。
平将門さん、ありがとうございます。
恨みを晴らしてくださり、
ありがとうございました。
まだ今後もこの件で
気づきを得ることもあると思います。
その際はまた紹介することにしますね。





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